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The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata)
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   The Park is Mine (1985)
 ニューヨーク・コマンド― / セントラルパーク市街戦
 アメリカで5月の休日と言えばメモリアルデーで(戦没者追悼記念日)メモリアルデーと言えば私はこの映画を思い出します。 結構好きな映画で最初はアメリカのケーブルTVのHBOがケーブル配信として自社のチャンネルで配信した映画でした。 ですのでたぶん映画館ではやっていなかったと思います。
 主演はトミー・リー・ジョーンズでこのときはまさか日本のコーヒーのコマーシャルに出るなんて思ってもいませんでした。(笑)

 ストーリーはベトナム帰還兵が社会になじめず待遇を改善してもらおうと3日後のメモリアルデーまで広大なニューヨークのセントラルパークを1人で占拠するという話で主人公がAK47で警察官がAR15で応戦すると簡単に言ってしまえば面白くもなんともないので、少々珍しいのも出てきますからお暇な方はお付き合いください。(笑)
 主人公が使うカラシニコフ
 AKのライフルというのは見た目はどれも似たようなものなのでよく見ないと違いがわからないのですが実は主人公が使うAKライフルは3種類あると思われます。 最初に出てくるのはレシーバーを見るとAK47の特徴である削り出しのフレームなのがわかります。 しかしながら同じシーンでAKMライフルに入れ替わります。 AKMライフルの特徴は銃口の先に斜めにカットされたマズルブレーキ、特徴的な模様が出る積層材のストックとフォアエンド、ピストルグリップはベークライト製、そしてトップのカバーに2本のリブが入っています。 そう思って見ると肩からぶら下げている時はAK47なのに上に向けて持っている時はAKMのしま模様のストックとトップカバーの2本のリブが見えます。


AK-47ライフル


AKMライフル


フレームが削り出しのAK-47ライフル


このシーンではAKMライフル!縞模様のストックにトップカバーの2本のリブ!


AKMの特徴的な斜めのフラッシュハイダー


ストックとフォアエンドがきれいな縞模様!


このシーンになるとAK-47に!


フラッシュハイダーがない!
 3種類あるといったのはAK47なのに銃口にAKMのフラッシュハイダーが付いているのが見て取れます。 もしかしたらAKMと違和感を無くすために途中から銃口に取り付けたのかもしれません。 発砲しているシーンはAK47のようです。 


このシーンからフラッシュハイダー付きのAK-47


フロントサイトの前後幅が少し長いのでAK-47です!
 発砲と言えばこの映画ではマガジンに黄色のテープが巻いてあるのは空砲で赤いテープが巻いてあるのが実弾という事でマガジンを差し替えて使うという設定になっていますが、みなさんご存じのとおり実銃で空砲を撃つ場合は銃口にブランクアダプターを取り付けないと実際は作動しないのでこれは映画のウソという事になります。

 これより後の映画 ダイハード2 (1990)で MP5 のマガジンを同じように差し替えて空砲を撃ったという大ウソのシーンはこの映画からパクったのでしょうか?(爆)


公園内のあちこちに空砲と実弾が入ったマガジンを隠してある!
 警官の持つM16ライフル
 ニューヨーク市警察には独立したSWATチームが無いのでこの映画に登場するのはNYPD ESU(エマージェンシー・サービス・ユニット)という事になるのですが、撃たないシーンではほとんどがMGCのM16A1を持って出てきます。 ESUの隊長もMGCのコマンドライフルを持っています。 


MGC製の金属M16A1


撃たないシーンではMGC製! ショットガンはモスバーグ?


MGCの懐かしい三つ又フラッシュハイダー!


MGC金属製コマンドライフル


MGCの特徴的なフォワードアシストの形! マガジンが黒っぽい!
 発砲のシーンではフォワード・アシストが付いていないアッパー・フレームからたぶんコルトのSP1ライフル、もしくはそれを改造したフルオート版だと思われます。 サイドにリブがないのとバードケージ型のフラッシュハイダーが付いています。


ナイトビジョン付きコルトSP-1ライフル!
 隊長の持つMGCのコマンドライフルも最後の方ではコルトのXM 177の本物に代わります。 ちょっと変わったところではワルサーのMPLサブマシンガンが出てきます。


ここで実銃の登場!マガジンがグレーでストックがちゃんと全部短くなってるし!(爆)


ヘリの上から撃っているのもXM 177!


アメリカ映画ではあまり見ないワルサーMPL!
 傭兵の殺し屋2人組の1人はフォールディング・ストックの中国製AK、ノリンコ五六式ライフルですね。 ぶった切ったようなマズルとフロントサイトの上側がつながっているのでわかります。 もう一人はなんとスミス&ウェッソンではなくカールグスタフM45サブマシンガンを持っています。 


やとわれ傭兵の殺し屋2人組!


中国製AKのノリンコ五六式


フロントサイトと出来の良くないクラウンで分かります!(笑)


こちらもアメリカ映画ではあまり見かけないカールグスタフ・サブマシンガン!
 ハンドガン
 この映画ではあまりハンドガンは出てこないのですが、この時代の警官はみんなリボルバーを持っているようです。 で、主演のミッチーが持っているのは某有名映画銃器解説サイトでは1911だとしているのですが、ぱっと見どうも違和感を覚えます。 初めはスライドの後ろが丸いのでSIGの220あたりかと思ったのですが、ホルスターに入れるときに見える角ばったグリップパネルはどう見てもラドムではないかと思うのです。


1911にしてはスライドの後ろが丸い?


スライドとグリップの後ろがちらりと見えます。


あ、このグリップは見覚えがある!

 
切り取って拡大してみました!


ラドムVIS M35
 しかしながら最初の方でちらりとホルスターに入ったグリップが見えるのですが、マガジンの穴が細い(?)のでスターか?と思ったのですがメインスプリング・ハウジングのピンが見えるので1911ではないかと思います。 穴が細く見えるのはマガジンの底のプレートが取れてマガジンのボディーだけ入っているような感じ?ですね。(4か所の溶接の跡が見えます!)


マガジンの底のプレートが外れてる?
 傭兵の1人はなぜかワルサーP38というちょっと突っ込みを入れたくなるチョイスですが!(笑)


なんでワルサーP-38やねん!?


警官はS&W系リボルバー?


隊長も腰から抜いたハンドガンはリボルバー!
 その他のガン
 ショットガンは各種見て取れますが、警官なのにスパス12とかどうよ!


なぜかスパス12ショットガン!


右はチューブのデザインからたぶんウィンチェスターM97、左はJ.C.Higgins M20
1960年代までハイスタンダード社が作っていました。


スナイパーライフルはたぶんレミントンM700あたりかと。


M79グレネードランチャー


こちらもM79


RPGまで出てきます!
 主人公のミッチーはMG42マシンガンを持って出てきますが、装弾の時はちゃんと実弾(ダミーカート?)を装弾するのですが首からがっつり下げているベルトの弾帯は全部空砲というのもちょっと突っ込みたくなります。(普通の人はそんなところは見てないか?爆)


MG42マシンガン!


装填するときはちゃんとダミーカート!?


首にかかってるのはみんな空砲なんですけど?(笑)
 この映画も結構突っ込みどころのある映画ですが好きな映画の1つでしてメモリアルデーが来ると記事にしなきゃと思いつつサボりにサボってやっと書いたという次第です。(笑) メモリアルデーはベテランズデーとも言うのですが、このベテランという言葉はアメリカでは戦争を戦って生きて帰ってきた人たちのことを指す言葉で日本語で使うベテランとは少し意味合いが違う言葉なのですよ!



                                    6/1/2026


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